北海道半周キャンプ旅

仕事の都合で三週間の長期休暇が取れたので、家族四人で、北海道、道東・道央の行き当たりばったりのキャンプ旅をすることになりました。

先ず最初にしたことは、青函連絡船(カーフェリー)の予約でした。満席でチケットを取れなかったので、函館の青函連絡船に勤めているいとこに頼んでチケットを取ってもらいました。

その次に、運転手が私とカミさんの二人なので、運転手の休憩用にワンボックスタイプのマイカーの後部座席と後ろの荷台にかけてベットを25mmのパイプとコンパネで作りました。

カミさんが、ベットのある窓に目隠しのカーテンをつけました、キッチンのないキャンピングカーに毛が生えた改造車になりました。

長男が手製のベットで寝て、小さい娘は後部座席でベットの下に足を突っ込んで寝た状態で早朝出発し、東北道を北上しました。車中妻が八甲田山奥入瀬渓流に行きたいと言い運転手の私は従うだけでした。

八甲田山の麓の雪中行軍で沢山亡くなった人の石碑を幻想的な朝霧の中で訪れ、奥入瀬渓流に向かいました予定通り青森港について、フェリーに乗船、子供の経験のためと思い、三等で20畳位の不特定多数でざこ寝するカーペットの部屋にしました。

これの方が、リクライニング付き指定席よりも横になって熟睡できるのです。

以前は長距離トラックの運転手が沢山いたのですが、今回はトラックの中で寝ているらしく独占状態で函館港到着まで熟睡出来ました。

早朝、函館港から太平洋側の海岸沿いを北方領土を右に見ながら長万部を通り納沙布岬を目指して黄金道路(切り立った海辺の岩を削って作った道路で多数の工事犠牲者と黄金を道路に並べる程お金がかかったため)海側が解放状態で、シケの時は波に洗われるので、通行止めになるのですが、通行止めにも合わず無事通過し納沙布岬で一泊・釧路湿原では、カミさんが「釧路湿原に没む夕日が綺麗で、もう一度見たい」と言うので二泊しました。

網走で毛蟹を食べるため一泊・知床でカムイワッカの滝(温泉の滝富の滝)を登り知床半島を一周する観光船に乗って一泊良野のラベンダー畑と北の国からのロケ地六郷の森等で二泊して帰路へ。

帰りの東北道の長かったこと言ったら行きの倍以上疲れました。